現在、他社の多くは、薬剤にゴキブリが好む餌を混ぜこんだクリーム状のものを塗りつけるベイト方式または、薬剤を霧状にして空間噴霧する、噴霧方式を採用致しております。
いずれの方式もメリット・デメリットを熟知した上で行わなければ効果を発揮しないと考えております。
ベイト剤はゴキブリに効果のある毒(薬剤)に、ゴキブリが好む食品を混ぜ込み、ゴキブリに食べさせます。
そのため、ゴキブリが喫食することで、効果を発揮します。
しかし、多くの駆除業者のベイト方式は例えば厨房下のごみの掻きだしを行わずベイト剤を施工致します。
厨房下のゴミは主に生ゴミや残飯などです。
ゴキブリは、おいしい残飯など喜んで食べます。
そうなると、ベイト剤への喫食率が低下し、きちんと駆除することができません。
また、奥に隠れているゴキブリの巣が残った状態ですので、完全駆除はできません。ゴキブリの生息数、巣の数等を把握せずに、画一的なマニュアルに従った駆除施工では決してゼロにすることはできないのです。
当社はゴキブリの生息数・巣の数を把握した上で最適なベイト方式にて施工いたします。また、ゴキブリゼロ管理を維持 するために、厨房内の隙間にコーキングを施し入れないようにしたり、ゴキブリが生息しにくい状況を作ります。
薬剤噴霧方式では空気の流れがある場所では薬剤の効果が発揮できません。
厨房内に隙間風が入るだけでも完全駆除はできません。
当社では現場の状況により、初期の段階でゴキブリの絶対数を減らす目的で噴霧方式を行うことはありますが、噴霧器の設置のみで完全駆除ができるとはまったく考えておりません。